24年ぶりの地元開催Vへ、
       茅原、平尾、吉田ら 岡山勢が総力戦で挑む!

野白由貴子●『デイリースポーツ』

 第66回大会の舞台は児島。地元開催で優勝者を24年出していない岡山支部が、総力戦で臨む。地区選V歴のある平尾崇典(岡山)と茅原悠紀(岡山)、地元周年V実績を持つ吉田拡郎(岡山)が中心。昨年4月の蒲郡周年でGⅠ初V、攻撃力の増した渡邉和将(岡山)もV候補の一角だ。女子は地区選優出歴の寺田千恵(岡山)、GⅠ出場が増えた守屋美穂(岡山)ら7名が出場する。

 広島勢は通算3000勝を目指す西島義則(広島)、児島でSG、GⅠ優勝歴ある前本泰和(広島)、22年をリードした山口剛(広島)のほか、市川哲也(広島)、辻栄蔵 (広島)、村松修二(広島)と、ベテランから若手まで優勝を狙える濃い顔ぶれだ。

 少数精鋭の山口勢は連覇へ挑む寺田祥(山口)と、 歴代覇者に名を連ねる海野康志郎(山口)、谷村一哉 (山口)、大峯豊(山口)に注目したい。

 児島は1月12日から新モーターに切り替わる。地区選の段階での機力は未知数。潮回りは大潮で、レース時間帯は潮位が高い。満潮でホーム追い風となれば、 差しが決まって高配当が多くなる。穴狙いなら、近況チルト3度の伸び仕様で新境地を開いた堀之内紀代子(岡山)だ。深インを主戦場とする西島のレースも高配 当が多い。両極端のスタイルで挑む両者の対決が見ど ころの一つとなる。


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