グランプリ常連組を破り、
地元岡山勢が4大会ぶりの周年制覇へ!!
野白由貴子●『デイリースポーツ』
GP常連は毒島、桐生ら当地巧者集結
 例年秋口に開催される児島周年だが、23年は5月開催。7月のSGオーシャンカップへ繋がるGⅠとなる。
 今大会もグランプリ常連に地元岡山勢が挑む構図だ。グランプリ組は当地SG覇者の毒島誠(群馬)と桐生順平(埼玉)、当地周年V2で67周年から4大会連続優出中の菊地孝平(静岡)、70周年優出の石野貴之(大阪)が中心となる。近況は毒島と桐生が既にGⅠVとリズム上々。対して、菊地は3月芦屋周年で痛恨のF。得意の児島水面でリズムアップを図る。
茅原不在も平尾、吉田ら地元主力多数
 迎え撃つ地元岡山勢は、地元SG覇者の平尾崇典(岡山)を筆頭に11名が参戦。67周年Vの吉田拡郎(岡山)、2月地区選で優出を果たした山本寛久(岡山)、村岡賢人(岡山)、守屋美穂(岡山)の3名に、新春のオール岡山で優勝した渡邉和将(岡山)、クイーンズC連覇の田口節子(岡山)と、エース・茅原悠紀不在もベテラン、女子、若手と層の厚い顔ぶれとなった。
 近年勢いがあるのは準地元の香川勢だ。中でも児島で常に快走する片岡雅裕(香川)と、今年1月児島V後、四国地区選を制し大ブレイク中の中村日向(香川)に注目したい。