初心者ガイド

1.ボートレース場の施設
  • ①ピット

    レースに出走するボートが待機し発進する場所。

  • ②第2ターンマーク

    第1ターンマークを旋回し、バックストレッチを通過した先にあるターンマーク。

  • ③大型スクリーン

    オッズや締切時間など、あらゆるレース情報が表示される。

  • ④第1ターンマーク

    スタート地点からホームストレッチを通過した先にあるターンマーク。

  • ⑤おすすめ観戦スポット

    第1ターンマークの水際付近は、激しい水しぶきと攻防の迫力を肌で感じられる。

  • ⑥大時計

    レースの要を担う、スタートタイミングを知らせる時計。

  • ⑦スタンド

    レース観戦するためのエリア。

2.基本ルール
◼︎6つのボートで競う

ボートレースは6艇で行われる競技で、6色に割り振られています。

◼︎独特なスタート方法

ボートレース独自の「フライングスタート」は、大時計の示す時間を基準に行われる。

① ピットアウト【スタートの約1分40秒前】
② 待機行動【スタートの30秒前】
③ コース決定
④ 助走【スタートの約12秒前】
⑤ スタートライン通過【限りなく0秒に近い瞬間を狙う】

◼︎フライング(F)と出遅れ(L)

レースは大時計の針が12時から1時の間でスタートしなくてはいけない。
大時計が0秒を示す前に通過すると「フライング」、1秒以上遅れて通過すると「出遅れ」でその選手は欠場(失格)となり、欠場艇の舟券は全て払戻し(返還)される。

3.レースの流れ
◼︎スタート展示

次のレースに出場する選手が、本番のレースを想定したコース取りとスタートを行う。

◼︎展示航走

ボートやモーターの調子を本番レース前にお客様に見てもらうためのテスト航走。

◼︎発売

展示航走が終わると、そのレースの舟券が発売となる。

◼︎本番レース
  • ①ピットアウト

    ファンファーレとともに、ピットから6艇が発進。

  • ②待機行動

    各レーサーがそれぞれ得意なコースを狙って駆け引きし合う。

  • ③スタート

    6艇が一斉にスタートラインへ向かい動き出す。他艇よりも早くスタートラインを通過できればレースは有利なる。

  • ④1周・第1ターンマークの攻防

    誰よりも早くターンして「イン逃げ」するのか、アウトコースから全速で「まくり」で抜け出すのか、先の艇の内側から「差し」で飛び出すのか、各レーサーが得意技を駆使してトップを狙う、レース最大の見せ場。

  • ⑤1周・第2ターンマーク以降

    後続艇は、先行艇の引き波の影響を受けてしまうため不利になってくるが、1周第2ターンマーク以降も熾烈な2、3着争いや、時には1着の逆転も見られ、最後まで気の抜けない勝負が繰り広げられる。

  • ⑥ゴール

    3周回ったらスタートラインがゴールラインとなる。接戦の場合は写真判定になることも。

4.舟券の種類
レース結果の例
  • 1着 : 4号艇
  • 2着 : 3号艇
  • 3着 : 1号艇
予想の方法(勝式)は全部で7種類あり、それぞれ的中率やオッズが異なる。どの券も100円から購入可能。
【表は横スクロールでご確認ください】
勝式 的中条件 的中率 的中の目
単勝 1着の艇を当てる 1/6 4
複勝 2着までに入る艇を当てる 1/3 4or3
2連単 1・2着の艇を着順通りに当てる 1/30 4→3
2連複 1・2着の艇を当てる 1/15 3⇄4
3連単 1・2・3着の艇を着順通りに当てる 1/120 4→3→1
3連複 1・2・3着の艇を当てる 1/20 1⇄3⇄4
拡連複 1~3着までの2艇を当てる 1/5 1⇄3 1⇄4 3⇄4
◼︎オッズ

各レースのオッズ(配当金)は、場内モニターや各種ウェブサイトに表示される。例えば、1-3を予想した場合、オッズは賭け金の5.5倍となる。

5.マークシートの書き方
◼︎書き方 【表は横スクロールでご確認ください】
1.開催場 全24場の中から購入するレース場を記入(児島は16番)。
2.レース 購入するレース番号を記入。
3.式別 購入する舟券の種類を記入。
4.1着・2着・3着 3連勝式なら3着まで、2連勝式なら2着まで記入
5.金額 購入金額を記入。10と2を塗りつぶせば12となる。
6.単位 百円・千円・万円の3種類の単位がある。
7.取消 間違って記入した行にマークすると、購入に反映されなくなる。
◼︎マークカードの種類
ながし 1艇もしくは2艇を軸にし、手広く買う方法。
ボックス 選んだ複数の艇の、全ての組み合わせを買う方法。